読み上げ CV:西原翔吾
再生
X036 決勝中原が終わろうとしている。
南北を2つにわけて殴り合う、いわば世界大戦ともいえるシーズンはシンプルである一方、少しでもバランスが崩れれば一気に大勢が決まりかねない難しいシーズンだった。
私は南陣営の飛燕四天という同盟の末席。
どの同盟さんも個性があり強かったが、飛燕も負けず劣らず強かったように思う。
シーズンが始まると、最初の1ヶ月くらいは育成できるだろうと日和見な考えは打ち砕かれ、開始1週間〜2週間で北軍との開戦になった。
盟主から「明日くらいには戦争始まるよー」とメールがきて、盟主なりのハッパのかけ方なんだろうなと思っていたら本当に始まって戦慄した記憶がある。
毎回開戦時にもっと早くレベリングしてればと思うし来季もきっと思うのだろう、猛省。
さて開戦してみると、覚悟はしていたがこのシーズンはゲーム始まって以来最大の超広域戦。何ヶ所もある戦地の情報を吸い上げ、同じ陣営と連携を取り、苦戦している所には応援を寄越したり勝てる戦略をたてなければならない。
成員の方々は勿論だが戦略を動かす各同盟の官員や戦略担当の方にはその仕事量の多さに改めて最敬礼したいと思う。
また今季は夜間モードというシステムが実装されたが、プレイヤーの声を反映して撤廃を決めた運営再度の柔軟な対応にも最敬礼である。
X036の結果としては北軍の爆勝と申し上げても差し支えないのではないだろうか。
北軍どの同盟さんも素晴らしい攻撃力とアクティブ力だった。
私自身も久しぶりに主城まで攻められM心がくすぐられた。主城攻防戦で寝不足になったのは久しぶりだったが、痺れさせてくれた王風天雷の皆さんと自分達も危ない中、私を守ってくれた飛燕の皆さんどちらとも本当に感謝したい。
個人的には素晴らしい方々に恵まれ今季はとてもモチベーション高く戦えた。
負ければ不平不満が高まってしまうのが大三国志の常だが、負けるから勝った時の喜びもひとしおなのだ。
悔しい思いは来季にぶつけよう。
戦争が終わった後、死ぬほど欲しかった法正を引いた。鞭の後には飴がある。
飴を口のなかで転がしながらまた来季も楽しもうと思う。