読み上げ CV:西原翔吾
再生
三国志の知識ほぼゼロに等しい私がたまたま出会った大三国志。
今思うとスタートのS1はあまりに無知過ぎて酷いものだった。
そもそもこの手のゲームも初めてで、最初は左上にキラキラ光る任務マークを意味もわからひたすら真面目にこなしていた。
同盟加入も任務に出てきたから。
同盟の意味もわからなかったけど、入れと言うなら入りましょう、と州で2番目に大きな同盟に加入した。なぜ1番じゃなく2番目かと言うと、2番目の方が近かったから。
何が近いのかも不明だったけれど、遠いより近い方でしょう、と思い加入した。
同盟加入によって私はチャットの使い方を覚え、
ゲームで他人と交流する楽しさを知った。
州内での攻城にもちゃんと要塞を建てて何度も参加していたが、毎回城詰軍士すら勝てなかった。
というか、殲滅!とか攻城GO!とか言われてもなんのこと?と思っていたし、
まさか自分だけが攻城で耐久を1ミリも削れないとは思っていなかった。
何かのタイミングでチャットに戦歴をupした時、一瞬チャットが止まった気がした。
え?覚醒してないのに武将重ねてるの?
戦法付けないの?なんで?
矢継ぎ早に先輩達からのツッコミが入った。
当時の私は覚醒した武将ははじめに貰った星4の曹操のみ。
戦法はどの武将にも付けていなかった。
戦法の意味がわからず、ほとんど分析もしていない。
他の人の武将が「極」と付いているのを見て、
あれは同じ武将を4枚重ねて赤くした時に極になるんだ!!と思っていた。
だから覚醒もしてない星5を何枚か重ねていた。
部隊編成も、全て見た目で選んでいた。
この見た目、強そうだなー。
かっこいいなー。イケメンー!!
こんな風に好き勝手やっていたものだから、攻城すら負ける始末。
もちろん高レベルの土地取りにも苦戦していた。
でもその時はそれが普通と思っていたから焦ってもいなかった。
そこからは先輩方から鬼のレクチャー!
申し訳ないほど私の為に時間を割いてくれた。
武将は見た目で選んではダメなこと、
覚醒させること、戦法を付けること。
必要な武将を覚醒の餌にしないこと。
ちゃんとレベリングすること。
殲滅と攻城の違い。
やっとやっと基本ルールを習得した瞬間である。
この時点で既にシーズンの3分の1は過ぎていた。 ようやく大三国志の入り口に立てた気分。 ここから私の大三国志の歴史が始まって行く。 たくさんの仲間と共に・・・