読み上げ CV:西原翔吾
再生
私の大三国志の日々は、「彼」なしでは語れない。
彼と出会ったのはS2のこと。
当時、私は5区「1314」に所属。
6区の強敵「多士済々」と戦争中だった。
何名か「この人強い!」と思う人がいたが、1人、特に印象に残った人がいた。
24時間、いつインしても彼の要塞からは常に部隊が出入りしている。
「一体いつ寝ているの?」と思うほどのアクティブさ。
彼から矢印が飛んでくると、負けを覚悟するほどの猛者だった。
たった一つ、どうしても分からないことがあった。
名前の読み方が、何度見ても分からないのだ。
彼の名は、「翔華瑠」。
私たちの同盟チャット内では「この人の名前何と読むクイズ」が行われていた。
私は「しょうかる」だと思って疑わなかった。変な名前だなぁと思っていた。
戦争はクリスマスも正月も休む間もなく続き、長期にわたり大苦戦したが、何とか1314の勝利。
負けた多士済々の一部の成員が、1314に合流する事となり、何名か同盟に入ってきた。
もちろん、そこにあの名前の読めない彼もいた。
ようやく1314の皆がスッキリする瞬間が訪れた。一体、この3文字の漢字は何と読むのか、本人に直接聞いてみたのだ。
皆が予想もしない答えが返ってきた。
「かける」
!?
皆の頭が真っ白になり、時間が止まった瞬間だった。
「どう読んでも「かける」とは読めない!」という怒涛のツッコミで同盟チャットは大いに盛り上がった。
それと同時に私の頭の中で彼は、「めちゃくちゃ強いしょうかる」から、「キラキラネームあて字のヤバいやつ」に変換されたのであった。
しばらく同じ同盟で共に戦い、同盟チャットなどで話していると、この「ヤバいやつ」は、何かを惹き付ける魅力があると感じた。
特段面白いことを言う訳ではない。
だが、皆を引っ張る統率力がその時からあったように思う。
文字だけの世界なのに、「この人について行きたい」と思わせる何かがあったのだ。「人望がある」「人たらし」とはまさに彼のことだと思う。
彼はのちの大同盟「恵音の譜」の盟主となり、今現在も恐ろしいほどの強さとアクティブさで今日も戦地に立っている。
私もそんな彼に魅せられたうちの一人。
S3の終わりに5区から6区へ鯖移動をして、そこから彼の同盟で楽しくプレイしている。
かける、これからもずっとよろしくねヽ(*´∀`)ノ