読み上げ CV:西原翔吾

再生

諸侯勢力との思い出

トドぬる@19鯖 2021-05-10

征服季「英雄縦横」において、諸侯勢力が実装されました。

基本的に説明書を読まない人ばかりですので、ほとんどの方が仕様を理解してませんでした。

シーズンが始まると、数日で同盟チャットに書き込みがされた。

 

「小沛に近いたら、諸侯に土地が剥がされたよ。襲って来るの?」

「それ、部隊強度レベル6だからまだ勝てないよ」

「え?マジ?」

 

同盟内が騒つく、騒つく。

とりあえず、怖いので近寄らない様になりました。

それから、数日後に再び事件が起きました。

 

「諸侯って、何マス以内で襲って来るの?5マスで来たんだけど 汗」

「7マスぐらいかなぁ」

 

みんな諸侯とソーシャルディスタンスを取る様になりました。

攻城スケジュールを進めて、帰属も土地開発も終えた同盟員が同盟チャットで呼びかけ出しました。

 

「諸侯を倒しに行くので、誰か一緒に行きませんか?明日21時に小沛に集合して下さい。」 同盟員数人が要塞を作りました。

翌日ついに諸侯との戦争が始まりました。

時間に集まったのは近辺の二人。

 

「左上から行くよ、諸侯要塞の隣接しましょう。」

「え?諸侯がメンバリしてるよ?」

「マジ?」

「誰か動かしているの?バイトとか?」

「いやいや、全体マップで諸侯管理無理だろ 笑」

「じゃあ、自動?」

「だから、NPCって言うんだろ?」

「そうなん?じゃあメンバリ明け待つか?」

「いや、後ろの土地は既に取られているから、後ろから周って隣接出来るね。」

「了解。」

 

それから無事隣接が出来て、殲滅部隊を投入する事になりました。

二人で合計4部隊を時間を合わせて部隊を出した。

 

「何部隊いるんだ!」

「5部隊だね、もう抜ける。」

「あれ?耐久値が高くて、壊せてない。」

「じゃあ、戻ったらもう一度出すよ。」

 

再度部隊を出し直す事になりました。

 

「あれ部隊が復活してるじゃん。引き分けたわ。」

「あー10分で回復するんだ。」

「ちょっと待って、疲労回復そろそろするから、再度出すよ。」

「よし、壊せたぞ!いっぱい五銖銭入った!」

それを見ていた同盟員も

 

「おめでとう!今度行くわ。」

「面白いね!」

同盟チャットも歓喜に沸いた。

しかし、事件が起こる。

 

「諸侯倒したら、諸侯が占領していた土地が貰えたけど、それが隣の諸侯要塞から5マスだから、襲って来たぞ。」

「もう体力有りませんね。」

「とりあえず、逃げろー。」

 

その日は退却となりました。

数日後、小沛付近にいた諸侯部隊は掃除出来ました。

 

そこから、忘れた頃に同盟チャットで書き込みがされました。

 

「下邳の諸侯にこんな部隊いたけど?」

 

と個人戦歴を同盟チャットに貼りつけて来ました。

 

「え?呂布3体?」

「絵柄違いの3体じゃん」

「エビのやつおるやん 笑」

「まだ、勝てんだろ?」

「ちょっと、殲滅出してみる。」

「あれ、意外に弱い?」

 

同盟員が盛り上がりました。

そこから、戦争が始まり、約一ヶ月は疎遠になりました。

戦争が均衡しており、関所を挟んで、押し合いが続いた頃に幹部チャットに打開策が出されました。

 

「諸侯がいるエリアを太守砲で進んで、広宗の関所を抜いて、冀州に行きませんか?」

 

そこから、太守砲と護衛部隊で関所までマラソンが行こなわれました。

「ここの自然要塞を取って、太守砲入れて、進もう。」

「太守砲で一番遠くの取得した土地に防守して、太守砲を繋いで。」

「諸侯が道塞いだから、迂回しよ。」

「今日はもう遅いから、この辺に防守かけて、続きは明日にしよう。」

「ここのレベル9は流石に倒さないとダメだね。」

「とりあえず要塞群を作って、ここからは、おやすみみんなで行こう。」

「了解」

それから、無事広宗の関所前に到着。

全員で要塞を造る様に一斉メールがされる。

2時間後に同盟チャットで書き込みがされました。

 

「関所中心に西の方が諸侯いるので、壊されている。みんな、東に作ろう。」

「ごめん、一斉メールで言うべきだった。」

 

そして、少し遅れてその動きを察知した敵国さんが広宗の冀州側に到着した。

 

「敵国さんも諸侯に土地剥がされているよ!諸侯が味方している。」

「よし、21時に広宗を抜こう!」

「了解。」

 

同盟員の大半は関所攻略成功すると思っていました。

そして、運命の21時になりました。

最大の事件が起きました。

 

「関所に諸侯が防守に来ているよ?」

「数は12だから大丈夫かな?」

「よし!守備部隊も倒せた。」

「え?防守めちゃ来ているよ?」

「遠くからも来ているし。」

「数多過ぎるわ。」

「無理じゃない!」

「中止しよ?」

「中止!全軍帰って下さい!」

 

結構、合計約50以上の防守が飛んで来てました。

諸侯をほとんど倒さずに、両軍が冀州と青州の間にある諸侯占領している関所まで来たため、諸侯要塞がかなりの数が残っており、それが障害になってしまいました。

 

そこから、話し合いが行われました。

「広宗も敵さんが要塞作ってしまったので、新昌に切り替えて、少しでも諸侯を倒そう。」

「もしかしたら、先に時間ずらして、広宗もおとりで攻城したら、少しは諸侯の防守引き付けて出来ないかな?」

「さっきも、守備回復時間まで防守して、守備が回復したら、防守外して戻ったので、もしかしたら、守備削って、タイマー回せば、そのまま放置出来るかな?」

「一応オセロ部隊は、広宗を遠投して防守を引き付けよう。」

「部隊を遠投して、諸侯が防守に動き出したら、目の前の騎兵でタイマー回そう。」

作戦が完成しました。

 

そして、リベンジの日が来ました。

広宗に20:30着弾

新昌に21:00着弾

にて進められました。

 

「じゃあ、遠投出します!」

「広宗動き無いね?」

「まだ動かないのかな?」

「あれ?あまりにも遅くない?」

「あーーーー、丁度関所の所が濃霧で防守見えんよ!」

「騎兵出して!出して!」

「あかん、既に防守されてた。しかも、数も分からんよ 汗」

濃霧も敵を助けてしまった。

 

落胆していると、新昌の部隊からさらに追い討ちの連絡が来ました。

 

「敵さんがタイマー回してた!」

「防守既に12来ている。」

「いかん、攻城1時間遅らそう!ちょうど濃霧も晴れて、広宗の防守も見えるから。」

 

結局、広宗は防守の数も分からず、ひたすら部隊を出し続けて、21:30を迎えました。

 

「広宗の防守数そろそろ見えるよー。」

「12枚?少ないなぁ」

「もう良い、とりあえず行こう!部隊出して!」

それから、殲滅部隊と攻城部隊を交ぜて関所攻めが行われました。

全員参加した為に、こちらの部隊数も多かった上、地図の一番上の新昌だったのもあり、諸侯の防守も前回ほど多くは有りませんでした。諸侯の防守も跳ね除けて、残り僅かになった所で最後の難関が訪れました。

 

「敵さんがカウンターして来た!」

「もう運次第!」

「頼む!」

 

テロップが流れました。

結果は無事成功!!

 

「やった!」

「おめでとう!」

「お疲れ様でした!」

 

ようやく関所は突破出来ました。

戦争の突破口にもなったし、諸侯との戦いも終えました。

まだ、諸侯は所々残ってましたが、シーズン序盤から中盤迄の我々と諸侯との戦いも決着しました。

 

なかなか同盟員楽しめました。

良いシステムでした。

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