読み上げ CV:西原翔吾

再生

生まれ変わっても、天パでしょうか。

りんちょる 2021-05-11

生まれ変わっても、天パでしょうか。

りんちょるです。

 

突然ですが、皆さんは転生したいって思ったことはありますか?

違う国の人に生まれてみたい。

男になってみたい。

女になってみたい。

異世界に生まれてみたい。

大富豪の子供になってみたい。

ヒモになってみたい。

などなど。

 

突拍子もない妄想に浸って、夜が明けたことはありませんか?

 

私は一度妄想に浸るとアドレナリンが溢れて眠れなくなります。

何にそんなに妄想するかと言うと、戦国武将になった自分を妄想します。

日本の戦国時代に生まれてみたかった。

中国の戦国時代に生まれてみたかった。

あの時代に自分が生まれてたらどんな人生を歩むのか。

 

歴史を知ってるから、全体を俯瞰して妄想したりとか、

なりきってネットも何もなかった時代、歴史を何も知らない前提でその時代に居たらどう動いてたんだろうとか。

 

名家の息子としてなら。

百姓の息子だったなら。

女性だったなら。

 

私の価値観や性格がそのままだったら、どんな身分であれ必ずその身一つで立身出世を目指してるはずです。

 

だけど、特に何も条件なく百姓の子供として生まれていたなら何をしてたんだろう。

どんなきっかけがあったら、上を目指すのか。農業のかたわら、戦争に駆り出させる人生だったのか。

そんな妄想してると夜が明けてしまいます。

ちなみに現代の少年が戦国時代にタイムスリップする漫画「信長コンツェルト」は自分がやってた妄想の一つを実際漫画として描いていて、

自分の妄想を遥かに超える想像力が面白いのでいつも続きを楽しみにしてます。

今回は漫画とかではなく、この私の妄想を再現してくれるゲームについて書きたいと思います。

 

・大三国志

・スマホアプリゲーム

・NetEase,inc

・公式サイト

 

このゲームです。かれこれ3年くらいやってます。

このゲームにハマってる理由を書けたらと思います。ゲーム仕様に関しては今回述べません。

 

■もう一人の自分になれる

ソシャゲだと複数人でも一人で遊んでも、

楽しめるゲームが普通だし、それが当たり前だと思ってます。

ただこのゲーム、一人では何もできません。

 

言い過ぎかもしれませんし、一人でも遊び方はあるかもしれませんが、

きっぱり言います。一人では何もできません。

同盟と呼ばれる国・ギルドの類に所属しないと本当に何も楽しめないんです。

 

基本は土地取りの戦争ゲームなので、

兵士として戦場に立つのか。

最前線の味方をサポートするのか。

多くの味方の指揮を取るのか。

国作りに力を入れて、強い組織にするのか。

チャットで大はしゃぎして味方を盛り上げるのか。

戦略・戦術を考えるのか。

1個人としてどこまで強くなれるか研究するのか。

その研究・勉強した内容で味方を強くするのか。

これ全部やるのか。

 

パッと思いついただけですが、これだけの遊び方があります。

これ以外にもたくさん遊び方があると思います。

 

このゲームはコミュニケーションを取りながらコミュニティを作り上げ、違うコミュニティとどっちが強いのか競い合う。

そんなゲームです。

真面目に国作りなんかやってると、尋常じゃない量のコミュニケーションをすることになります。

 

どんな役割としてこのゲームを熱中するかによって

もう一人の自分になるのです。

 

■時間軸と世界線

 

もう一人の自分になれる要因の一つに、

リアルタイム進行があります。

仕事してる時間や、学校いってる時間、寝てる時間に普通にゲームの世界で戦争が起きてます。笑

 

仕事忙しい人は楽しめないの?そういうわけでもありません。

マネジメントが得意な人がいる国なら、自分のメンバーがゲームの時間帯を把握して、作戦を考えます。

ゲームやってると色んな人がいて、逆に深夜しかゲームにいないとか。日中しかいないとか。仕事・学校が終わってゴールデンタイムに現れる人とか。

門番の交代のような感覚、そしてリレー形式で戦場を繋いでいきます。

難しいことを考えたくない人は、ゲームの世界に遊びに行ったら「どこにいけばいいですか?」と質問し、

戦場を把握してる人がいたら「こっちだよ」という会話が成立します。

 

私もそうですが、このリアルタイム且つ絶対負けたくない戦いの時なんか、平気で睡眠削ったり、現実世界の予定を調整するほどです。

 

またもう一つの要因として世界線と書きました。

ゲーム内では「鯖」「シーズン」と呼ばれるものです。

 

複数の世界線が同時進行しており、自分がいる世界線で、自分の所属する国が1番になることを目指します。

時期によってまばらですが、1回の世界線が終わるまで大体3ヶ月です。

 

私は国を運用する側の人間なのですが、お休みを申し出たこともありました。笑

3ヶ月休むとか、2ヶ月途中で休むもかとか。

ゲームごときに仲間に休むいうのは不思議な感覚です。

 

今回は負けちゃったけど、次は勝つ。

次は休むけど、帰ってきたら頑張る。

 

とか、ゲームなのにワークライフバランスの調整のような、自分の都合・体調に合わせて、没頭できるときに没頭するというのが、

ゲームの世界の自分を生み出すのではないかと思います。

 

■出会い、そして別れ

 

一人では何もできないこのゲーム。

私も始めた頃はちんぷんかんぷんでした。

 

は?何をすればいいの?笑

 

この状態です。

 

このゲームは私が三国志系のゲームアプリを片っ端からダウンロードした時の一つに過ぎませんでした。

ほぼ放置プレイをしてましたし、わざわざ攻略サイトをみたいとも思いませんでした。

そもそも、攻略サイトや公式サイトみたところで無理です。何を書いてあるのか意味がわからないんです。

じゃあ、どうすれば良いのか?

 

ハマるきっかけはほんと運の要素が強いのですが、「誰と出会えるか」これに限ると思います。

 

ソシャゲやってても、基本ソロプレイしかしないのでギルドのようなチームには一切入らなかったんですけど、

特に理由もなくこのゲームは組織に入ってみました。

 

そしたらチャットが盛りがってるのなんの。

何をしたらいいのか聞けば教えてくれるし、

どう強くなればいいのか一緒に考えてくれるし。

あと、たまたま始めたばかりの時にガチャで引けた武将がレア中のレアだったのもモチベーション上がってました。

 

馬超さんです!

以前このゲームのイベントで、自分史をまとめてくれるものがあったんですけど、馬超さんが私の歴代大将軍でした。

 

話がそれました。

 

このように、このゲームですが、

誰と出会えるかで面白さが大きく変わります。

 

出会いにフォーカスしてますが、出会いあれば別れがあります。

所詮ゲームではあるので、いきなり連絡が途絶えることはざらにあります。

それは仕方ないとして、理由は人それぞれですが、ゲーム内で一緒に国作りをしていた仲間が

次の世界線は別の世界に行くため、お別れをしたりとか。

 

私も初めて所属した国からは出ていきました。このゲームの面白さを教えてくれたこどもさんという方の国から離れました。

ただ、今でも連絡取ってます。どっちか辞めるまではコンタクト取り続けるのではないかと。笑

苦楽を共にした仲間たちから離れる時や、

離れていく時は、形容し難いエモさ、そう人間ドラマがあるのです。

 

ゲーム仕様に関しては詳細を書かないと宣言した手前あれですが、一個だけ文句書きます。

戦備区システム、これ要らないです。

 

これはアップデートで導入された割と新しいシステムです。

何かというと、従来なら一つの世界線が終わると、違う世界線を選びます。

数多く存在する世界線が完全ランダムで再構築されてました。

 

違う世界線を選ぶとなると、次はいつ会えるかわからない。一生会えないかもしれない。

そんな中での別れなので、相当な覚悟と見送る寂しさがありました。

 

だけどこの新システムが導入されてから、1回世界線終わると、漏れなく全てのプレーヤーが一つの世界に集まります。

それが戦備区です。

ぶっちゃけ便利ではあります。後から始めた仲間と合流しやすいし、気分転換に違うところで遊んでみたりとか、

同窓会状態になったりとかほんともう便利です。

 

だけどもう、今生の別れや奇跡の再会というあの人間ドラマはもう味わえないと思うと、私は楽しさ半減です…

 

どうか利便性だけを追求して、生産中止になるガラケーの歴史を繰り返しませんように…!

 

すいません。文句言いました。このゲームが好きだからこその文句なのでご容赦を。

 

■まとめ

 

「一人で何もできない」ゲームの世界で、「リアルタイム」に進行しながら自分が楽しめる「役割」を見つける。

 

没頭すると現実と変わらないゲームの世界で、自分たちの歴史を作り上げていくゲームです。

 

まるでもう一人の自分がゲームの世界にいるそんな感じです。

 

戦国時代へ転生の擬似体験をしてみたい方は是非一度遊んでみてください。

 

■あとがき

 

書き出したらまぁとまらないですね。このゲームの話。

長ったらしく書いても仕方ないから要点だけサクッと書いて終わらせるつもりだったんですけど。笑

 

結局長くなりました。ここまで読んでくださったありがとうございます。ちなみに全然書き足らないです。

 

今回、人間ドラマという言葉を使いました。

 

顔も名前も知らない人たちと一緒に熱中できるのは、

チャットやゲーム内メール、プレイスタイルで人それぞれ個性・人間味が溢れるからだと思います。

 

一緒に遊んで楽しい人、苦手な人など顕著に現れます。ゲームなのにね。

 

3年もやってるから、ずっと一緒にやってる仲間が居ます。

そんだけやってれば会ってみたいと思える人もいるし、

実際お会いすることもあります。

ゲームで面白いと思った人は、現実でもやっぱり面白かった。笑

所詮ゲームなので、会うのは絶対嫌だという言う方も居るし、

みんなに会えるまでこのゲームを絶対辞めませんと言ってくれる人もいます。

 

会ったら、辞めるんかい!

 

とまぁ、後書きなので適当に書いてますけど、大人になってこんなにハマることができて、同じ趣味の人たちと出会えるのは私にとってこの上ない幸せの一つです。

 

だから私が携帯を横にしてこのゲームやってても大目にみてください

仕事でもプライベートでも、どれも真面目にやるから大目に見てください

また携帯横にしてゲームやってんですか?はぁって

言ってくる貴方のために大真面目にこのゲームやってるんだということを伝えたくてこれ書きました。

 

所詮ゲームなんですけどね。ゲーム外でコミュニケーションツール使ったり、スプレッドシート使ったり、画像編集ソフト使って、作戦考えたり伝えたり。やりすぎなぐらいハマってます。

時期的なことも大きく左右されるから、あんまり携帯横にしてない時は、飽きたのではなく戦争が終わって平和になってしまっただけです。また新しい世界が始まったら携帯を横にする日々なのです。

 

携帯を横にしてる時はもう一人の私なのです

 

はぁはぁ。後書きの方がなんか気合入ってしまいました。

こんな感じですけど、ここまでにします。

 

ありがとうございます

りんちょる

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