読み上げ CV:西原翔吾
再生
私はシーズンの中盤から終盤にかけてリアルが忙しくなってしまい、なかなか長くログインすることが出来ない状況が続いてた。自分の武将のレベルも上がってきていた頃でこれから盛り上がっていこうと考えていた矢先だったため少し残念に感じていた。そんなある日、私の領地が敵軍に侵略をされてしまっていた。侵略といっても、本城からはかなり離れた場所の小さな資源回収用の土地を荒らされていただけだったので、最悪すべて奪われたとして資源に困ることもなく気にしないことにしていた。自分の領土に関する事ではあるものの、改めて徴兵して近くの要塞に駐屯して…とやるのは面倒に感じてしまった。本城から近く、時間的に少しでも余裕があれば取り返してたかもしれないが、今回は多目に見てあげよう(笑)とすることにしたのである。
そして次の日ログインをしてみると、同盟にいる仲間の方々がわざわざ遠くから取り返そうとして動いていることに気がついた。その人たちから私の場所までは決して近くなく、出兵するだけでも時間がかかる。さらには貴重な政令や資源を消費し要塞まで建てて、防衛ラインを敷いて万全の態勢で私の領地を守っていただいた。私は自分の事であるのにも関わらず面倒という理由で見て見ぬふりをしてしまった。しかし仲間の方々は本来は他人事であることなのに自分のことかのように行動してくれることに大変感動した。私が逆の立場だったらもしかしたら見て見ぬふりをしてしまっていたかもしれない(笑)
仲間の方々がここまでしてくれているなか、私もなにもしないというわけにはいかないので、遅れてようやく出兵することにした。しかし、前述した通り、目的地までは遠く、到着する頃には事態は終息をしてしまっていた。事態を素早く収拾することが出来る仲間が改めて頼もしく感じた。
同盟の仲間とはいえ他人のようなものである。そんな人を助けるために、躊躇することもなくすぐに行動できることはとても尊敬した。そんな心強い仲間がいることに素直に感謝したい。また、私も誰かのために直ぐに行動できる人にならないといけないと改めて痛感させられた思い出の出来事となった。