読み上げ CV:西原翔吾

再生

戦争を通じて出来た友情

ノッポ&ゴン太 2021-05-11

かけがえのない友ができた

 

それは、涼州にいたときだった。

 

並州への侵攻。目指すは盟主の陥落

 

抵抗をかいくぐり盟主近くへ

 

さすがに盟主周りでは防衛が厳しかった

 

幾重もの攻撃に耐え、防守し、要塞でのわずかな徴兵でしのいだ

 

そして、徐々に押していた涼州は並州盟主を陥落させた

 

全チャでは敗戦同盟からのすがすがしい言葉

 

「昨日の敵は今日の友」

 

お互いを賞賛し合った

 

そんな中に出会いがあった

 

立つに風と書いて「颯」

 

彼がうちの同盟への移籍を希望したことから始まった

 

ただ、うちの同盟は移籍に関してシビアな同盟

 

スパイを懸念し、確実な相手しか移籍を許さなかった

 

「颯」は移籍は少し先だと言っていた。「やりたいことがあるから」と

 

その間も、「颯」とは連絡を取り合った

 

「颯」の土地が奪われぬよう、確保しておいた

 

同じ同盟への加入のその時までとっておくために

 

「やりたいこと」がなんだったか、それが分かる日が来た

 

並州同盟を全チャで侮辱したヤツがいた

 

そいつを、陥落させに行ったのだ。仲間の面子のために。同盟を侮辱された復讐のために

 

ただ、この行動が、うちの副盟主にはNGだった

 

彼とは同じ同盟になることはできなかった。確保した土地も返すことはできなかった

 

次シーズンも彼とは違う同盟に。俺は新たな環境を求め、新しい同盟に

 

彼を誘いもしたが、あの後移籍した同盟に翌季も残ると言われた

 

その後、連絡はするものの、インの少なくなった彼、どうしているのだろうか

 

立つに風で「颯」この名前は今でも忘れない

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