読み上げ CV:西原翔吾
再生
かけがえのない友ができた
それは、涼州にいたときだった。
並州への侵攻。目指すは盟主の陥落
抵抗をかいくぐり盟主近くへ
さすがに盟主周りでは防衛が厳しかった
幾重もの攻撃に耐え、防守し、要塞でのわずかな徴兵でしのいだ
そして、徐々に押していた涼州は並州盟主を陥落させた
全チャでは敗戦同盟からのすがすがしい言葉
「昨日の敵は今日の友」
お互いを賞賛し合った
そんな中に出会いがあった
立つに風と書いて「颯」
彼がうちの同盟への移籍を希望したことから始まった
ただ、うちの同盟は移籍に関してシビアな同盟
スパイを懸念し、確実な相手しか移籍を許さなかった
「颯」は移籍は少し先だと言っていた。「やりたいことがあるから」と
その間も、「颯」とは連絡を取り合った
「颯」の土地が奪われぬよう、確保しておいた
同じ同盟への加入のその時までとっておくために
「やりたいこと」がなんだったか、それが分かる日が来た
並州同盟を全チャで侮辱したヤツがいた
そいつを、陥落させに行ったのだ。仲間の面子のために。同盟を侮辱された復讐のために
ただ、この行動が、うちの副盟主にはNGだった
彼とは同じ同盟になることはできなかった。確保した土地も返すことはできなかった
次シーズンも彼とは違う同盟に。俺は新たな環境を求め、新しい同盟に
彼を誘いもしたが、あの後移籍した同盟に翌季も残ると言われた
その後、連絡はするものの、インの少なくなった彼、どうしているのだろうか
立つに風で「颯」この名前は今でも忘れない