第2シーズン終盤。2つの区それぞれのトップ同盟「24時間稼働の以心伝心」と「戦闘狂集団の白龍駒」による洛陽をかけた最終決戦が始まった。
斥候を出し、部隊が入っている要塞や防守が入っているところを見つけると「“あんこ”いるぞ！」と武勲欲しさに我先に突っ込んでいく白龍駒は成員が同盟チャットにどんどん戦績をあげ、「ナイス！」という声掛けをお互いにしながら盛り上げ、前線をものすごい勢いで押し上げていく。なお全員が同盟内で武勲を競い合うが故に同じ場所にたくさんの人が突っ込んでいき、無駄打ちが多いのはご愛嬌である。
白龍駒が戦線を押し上げ、翌日にはもう結果が見えてくるのではないかと思いきや、翌朝になって恐る恐る戦況を見てみると、それが夢だったのではないか、と思うくらいに元の状況に戻っている。
多くの人が寝静まる夜中に以心伝心が脅威のイン率で巻き返していたのだ。これが24時間稼働の以心伝心と言われる所以である。24時間を通して常にイン率が落ちることがないことに対し、どうなっているんだと他同盟から何度も言われてしまうのも仕方がないことである。
なお蛇足であるが以心伝心は24時間続くイン率の高さからニートやフリーター、暇な大学生の集まりだ！と言われることもあったのだが、決してそんなことは無く、集まったメンバーの仕事が日勤や夜勤等のバランスが非常によく、さらにそれぞれの時間帯で指示を出せる中心メンバーが揃っていたといういう奇跡的な状態で成り立っていたのである。また、トイレ出兵、長いトイレ休憩などという言葉もよく聞かれたものである。
州内に小規模ではあったのの敵対同盟を抱えていた白龍駒に対し、以心伝心は州内を平定。さらに同じ区出身の他州の同盟と共闘することで戦争が長期にわたるにつれて次第に有利になると思われていた以心伝心だったが、2つの同盟がまさかの離反。絶妙なバランスで保たれていた均衡が崩れ、白龍駒が洛陽を制することになる。
後日、洛陽を獲得した白龍駒はメンバーで集まり打ち上げを開催。盟主を胴上げするなど、どんちゃん騒ぎをした所そのお店を出禁になったのであった・・・。
