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シーズン1の苦い思い出

はるぽん(@HaruPonCH)

それは忘れもしないシーズン1の出来事である。

当時、大三国志を始めたばかりの私は荊州からスタートし、何も分からなかったが、勧誘されるまま、蒼氓愛歌という同盟に入った。

同盟員は優しい方達で初心者や経験者が在籍していた。そんな中、大学生だったため、あまり課金は出来なかったが、1万円の課金で夏侯淵と呂蒙を引き当てた。同盟員の方達から呂蒙は強いから育てた方がいいよとアドバイスをもらったり、★5を当てた事に対して一緒に喜んでもらったり、使える武将や戦法を教えてもらったりして、凄い楽しかった。

これからの大三国志ライフに心がウキウキワクワクしていた。皆さんも始めたばかりの頃はそうだったのではないだろうか。大三国志をプレイして約三日くらい経つと、何となく自分が所属している同盟の状況が分かってきた。荊州には私達の同盟より規模が5倍くらいある蜀という別の同盟が存在していた。

しかも自分が所属している同盟とあまり仲がよろしくないときた。当時は何で仲が悪いのか分からなかったが、今では何となく分かる。単純に荊州の統一に、私達が邪魔だったのだろう。

約一週間が経った頃には、城周りや高資源周りでいざこざが勃発し始めた。相手は経験者集団だったので、明らかにこちらの方が分が悪かったのも覚えている。二週間が経った頃に事件は起こった。お昼に急に同盟チャットが荒れ出した。何事かと同盟員に聞いてみたら宣戦布告されたらしい。急な出来事だったので、全容は理解できなかったが、荊州のもう一つの同盟が宣戦布告をして、攻めてきたことだけは理解出来た。なぜか、よくいざこざを起こしていたから。

すぐ全通が走った。「取り急ぎ座標付近に部隊を送ってください」。座標を見てみたら盟主の本城である。一斉にこちらの青い矢印が飛ぶ。しかし、すでに敵が迫ってきており、こちらの何倍もの数の赤い矢印が近くに見えた。相手はこの日のために着々と準備してきていたのだろう。逆に相手の盟主を攻撃しようとしたら本城周りに要塞群が出来ており、今さらどうする事も出来ない感じだった。言われるがまま、全部隊を防守に飛ばしたが、間に合わなかった。なすすべもなく盟主は陥落された。

気がつくと、同盟から外されていた。全陥落を防ぐため、盟主が全員を除名したのである。最後には未戦となった戦歴だけが虚しく残った。大三国志最初の同盟はこうして幕を閉じた。