時は7季群雄逐鹿。このシーズンは各陣営ごとの陣営戦になっていた。
私は昔から曹操が好きだったため、曹操陣営でスタート。
そこにはかつての戦友が集まっており、その人たちと行動を共にすることになる。
先に結果をいうと、戦争自体は圧勝で終わることが出来たため戦争していた期間は非常に短かったように感じる。
敵対州との戦争に勝利し、連合を組んでいた味方同盟2つと征服報酬をかけて模擬戦をすることになった。
その際に来季の報酬が武勲の順位によって変化することに気づく。
州府をかけた戦争は終わったが、ここからは味方同士で武勲の稼ぎあい。
武勲報酬をかけた真の最終戦争が同盟内で始まった。
私は6季でお月様幕府という同盟の盟主をしており、幸いにも周りに様々な縁があった。
その甲斐あってか、私の所属している分隊で模擬戦を組むことには苦労しなかった。
模擬戦が始まると自分の武勲がぐんぐん伸びていくのが分かった。
あまりにも調子良く武勲が伸びるので段々と色気が出てくる。
「絶対に10位以内に入ってやろう」
戦争中も本気でプレイしていたが、武勲10位以内に入るため、さらに自分の活動を見つめ直す期間に入る。
寝る時間、徴兵のタイミング、偵察、相手の行軍速度確認。
全てにおいて工夫を凝らし武勲を稼ぐためのギアを上げた。
気づけば最終日、13位まで来ていた。目標まであと3人....
「これはいける......!」
確かな手応えを感じる一方、同盟内のメンバーの武勲も伸びてきているのも事実。
ここからはハラハラする武勲の稼ぎ合いだった。
私はこの日のためにとっておいた予備兵全てを開放。
体力が持つ限り部隊を投げ、ラストスパートに入る。全てを出し尽くした時点でなんとか10位に滑り込むことが出来た。
決算まで残り1時間。心臓はバクバク。あとは決算を迎えるまで抜かれないことを祈るだけ。
非常に長く感じた1時間だったが、そのまま逃げ切り決算を迎えられた。
部隊運用などを徹底的に見直したことによって同盟間の戦争だけでなく、同盟内での争いにも勝つことが出来たのだ。
このとき感じたのは、強い相手と競争することの充実感だ。
少なくとも私は自分のプレイを見直す期間もあり、有意義な戦争が出来たと思っている。
強い相手と戦い、強い味方と武勲を競う。さらにそれが数字で反映されていくのも非常に楽しかった。
これまでは幹部を務めることが多い大三国志だったが、この7季だけは幹部をせずに純粋に戦闘民族として戦えたのもあるだろう。
何の縛りもなく戦争に没頭できたこのシーズンは楽しみしかなかった。
現在、大三国志は海外でもかなりの人気で、先日アジアサーバーが立ち上げられた。
台湾や韓国などが既に入っているようだが、日本もいつかはそこに集約されるだろう。
そうすると言語の違いがあるため、純粋に敵対相手として戦争をするしかない環境になるだろうと考えられる。
外交無しで戦う海外勢との戦争が今から非常に楽しみである。