code

スキャンしてゲームをダウンロード

昨日の敵は今日の友

ゆーじろ。ㄟ゜ㄋㄟ゜ㄋの人(@yu_jiro1234)

時を遡ること2年ほど前、幽州から始まった私の大三国志生活は非常に悔しい思いをすることとなった。

 

 

初めての戦争は幽州と並州間で勃発。

2州を挟んだ関所で睨み合った両陣営。開戦の火蓋を切ったのは我々幽州陣営の関所攻略による並州侵攻作戦だ。

守軍を打ち破り、耐久値が残り少なくなったその時、並州からカウンターを狙った反撃が始まった。関所を取れた陣営が、この戦争において大きなアドバンテージを獲得できるのだ。

 

徐々に減っていく耐久。両陣営から飛び交う矢印。やがて決着の瞬間が訪れる。

関所を勝ち取ったのは並州だった。守軍との戦いに疲弊していた幽州とは反対に、主力を温存していた並州の勢いは凄まじい。あっという間に押し込まれた幽州陣営は降伏する結果となった。しかし、この敗戦は序章にすぎなかったのだ。

 

次の戦争は冀州の友好関係にあった同盟を守るための戦である。我々は冀州の同盟を守ために冀州へと兵を進めた直後に事件が起こった。

涼州の同盟が並州へと侵攻してきたのだ。これによって我々は涼州の同盟を迎え撃つべく並州へも部隊を送ることとなった。

 

後に知ることとなったが、この戦争は幽州、並州、冀州の3州VSその他全州の大連合の構図だったとのこと。その圧倒的な数と力に私たちはなす術なく敗北した。

戦後交渉の結果、我々を冀州に押し込め、実質幽閉という形で幕を閉じた......

 

だが一部のメンバーはまだ諦めていなかった。裏でどのような外交交渉を行ったのかは知る由もないが、荊州州府である襄陽を連合から奪取しようとする同盟にコンタクトを取り、私たちは荊州へ流浪。反旗を翻す同盟へと加わった。

それはまるで九度山から脱獄し大坂城へ向かった真田幸村のように......。

 

そして襄陽を囲うように城を構え最終決戦に臨んだ。意を決した最終決戦だっただけあって、武者震いとでも言おうか、今でもあの高揚感は忘れられない。

作戦は決算直前に決行された。各州連合は私たちを陣形をとり囲むように、襄陽を守ための大量の防守を配置している。

ついに最終決戦が始まった。連合は内から外からの圧倒的な数の部隊で押し寄せてきている。やがて多くの仲間の城が陥落するも最後まで諦めず徹底抗戦をしたが最後に襄陽を落とすことは敵わず、全てを出し尽くした我々は、心身ともに疲弊した状態で終戦、決算を迎えた。

 

このサーバでは多くの遺恨が生まれた。だが今になってその是非を問う必要はないだろう。強烈な出来事ではあったが、その頃の敵味方は現在は和解、その多くは仲間となり新たなシーズンを迎えている。

 

そう、昨日の敵は今日の戦友へと変わったのだ。