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和気あいあい

杏子∞(@hana0714)

「和気あいあい」

 

同盟のあり方は多種多様。

元々、100~150人規模の同盟の盟主をしていたけど同盟が大きいとやはり目指すは州内統一。

そして洛陽となる。

 

しかし、規模が大きいと内部での揉め事なども多い。土地の予約、山寨など。そのうち、他同盟との外交より内部のいざこざの解決の方がストレスになったりもした。

 

そんなこんなで3季目に入ろうとする頃、それまで仲良くしていた大同盟に誘われたりもしたけど、私は仲間に相談することなくひとつの決断をした。

 

「3季は今までの仲良くしてきた他の同盟から離れて、違う州でのんびりやる。山寨、土地などで揉めない、皆で仲良く出来るという人のみ連れていく。」

 

内部の揉め事にうんざりした結果がこれ。

もちろん大きな同盟で洛陽を目指したい!というものや、戦争したい!というものは同盟を去った。

 

そうして始まった3季目。

幽州から徐州へと土地を変え、30人という少数でスタートした。「揉めない」ルールを守れるというものだけが集まっただけあって、強くて勢力値が高い人が勢力値の低い人に土地を譲ったり、山寨も「山寨近くに沸いてない方、ここどうぞー」と同盟チャットに書き込みがあったりと、いい雰囲気だった。

 

少ない人数なので攻城も皆が参加しないと厳しい時もあった。

 

「今日は会社の飲み会なので参加は厳しいっす」

 

そう言った副盟主に皆が、

「え?飲み会しながら三国志ですよね?笑」

「副盟主なのに不参加とか!!飲み会より攻城でしょー!!」などと煽った結果…

 

「飲み会中ですがトイレに籠って攻城してますw」と…笑

 

「絶対お腹壊したと思われるよ!長いもんトイレwww」とみんな大爆笑。

こんな和気あいあいとした楽しい季ははじめてかもしれない。そう思っていた頃、仲良くしていた大同盟(序列一位)から一通の手紙が届くのです。。。

 

「お久しぶりです。今日は知らせておきたいことがあって。我々の同盟は先日、序列二位の○○同盟より宣戦布告を受けています。その同盟は徐州の序列三位の△△同盟とも友好です。○○同盟にスパイを入れているのですが、そのスパイからの情報でうちと仲の良い貴女の同盟も敵対にされているようです。恐らく△△同盟が攻撃してくると思います。どうせ攻撃されるなら先手を打ちませんか?うちと組んで洛陽目指しましょう。」

 

元々同じ州内の△△同盟のことをよく思わない仲間もいました。△△同盟の主城のある徐州でうちが攻撃を始めれば、兵を引き返させてこちらの対応もしないといけなくなるため、仲良しの大同盟にとっては有利になるのでしょう。

 

しかし今季はうちはうちでやる!と決めていたのでその誘いは断り、仲間には「△△同盟が攻撃を仕掛けて来たら反撃する。それまでは手は出さないで」と伝えました。

 

△△同盟の盟主は元々「我々から手を出すことは無い。」と言っていたけど、私の周りに布陣しはじめたり怪しい動きも見て取れました。「大丈夫かな?あそこに布陣されたら寝てる間に攻められたらすぐ落ちるよ?」と心配そうな仲間。

 

相手盟主に牽制の手紙を送ると「すみません。すぐ破棄させます」との返事。その返事の通り、要塞は破棄されその後うちが攻められることなく無事季を終えることが出来ました。

 

戦争もなく、のんびりした季になりましたがこれはこれでとても楽しかった。この季に同盟に残ってくれた仲間はその後もずっと、現在まで共に戦う仲間になりました。