「いつかの師匠は今は同志」
三国志を始めたきっかけはとても単純。
他のゲームのgemが欲しかった。
さぁ、始めてみよう。
まずは土地を取って、次に主城のレベルを上げて……
少し進んで気づいた。
あれ?同盟に入らないといけないの??
じゃあ…同盟告知が素敵!!ここにしよう!!!
それが「万里一空」との出会いだった。
部隊を組むコツや暗黙の了解、大三国志は自分一人ではどうしようもないことばかり…
右も左も分からない私にこの世界の楽しさや辛さを教えてくれたのは他でもない万里一空だった。
ここで出会った偉大なる先輩達の優しさとでっかい背中に憧れて、追い続け、今まだ私は道の途中にいる。
時には仲間の心が離れ離れになるのが辛くて自分から同盟を離れたこともあった。
みんなががんばる姿を農民として見ていようと過ごしていると、ある日手紙が届いた。
何してるの??敵でも味方でもいいよ、あなたが生き生きと戦場を駆け回る姿を見ていたいよ!!待ってるぞ!!って。
それまで自分から諦め、離れた身で楽しむことは許されないと思っていた心に、小さな温かい火が灯ったのを感じた。
それから私は自分の考え方を受け入れてくれた別の同盟を選んだが、それでも、鯖を辞めるのかと思ってたから嬉しいとたくさんの友が声をかけてくれた。
違う同盟になっても、友たちとの関係は変わることはなかった。
ありがたいことだ。
新しい同盟では仲間にも恵まれ、とても充実した時を過ごし、そしてS3を迎えることとなった。
新しい地でサボっていると見透かしたように友が何やってるの??と背中を押しにくる。
そして、わたしもまた、今日も友の背中を押しに用事もないのに手紙を送るのだ。
今は、ある友に誘われた鯖で新しい友と愉快な日々を送っている。
その友が言っていたそうだ。
前は師匠だったけど、今は同志だと思っていると。
同志…
何よりも嬉しい褒め言葉だ。
この言葉が今日も私をこの鯖に導く。
そして、当たり前におはようと挨拶をするのだ。
何気ない日々の中で、今もなお遠くに見える偉大なる友たちの背中が、そっと私の背中を押してくれる。
君のような原石達が輝けるように、思いを繋げと。