[君主と丞相]
「君主、そのやり方でうまくいくんですかね~?」
ここは外部SNSのチャット場所。
大三国志内では出来ない字数を必要とする場所は外部SNSを利用している。
君主は2年以上大同盟を率いているカリスマ。私も幹部歴は3年あり、丞相として君主のサポートをしている。
この同盟は
外交、最終決定権→君主
内政、人事、サブ同盟管理→丞相
戦闘→君主、指揮官、経験ある幹部
と仕事の分担は概ね決まっている。
君主の外交センスは絶対的な信頼を置いてはいるものの、ギリギリの展開を好む。
安全戦略を取りたい内政官タイプの私にとっては疑問な戦略を取る事もある。
私は戦略に関わりたいという気持ちが強かった。かつては私も同盟を率いた事があり、大三国志で戦略通りに行く展開が面白かった。負けたパターンもあるため、次はもっと良い戦略を練りたいという気持ちが、継続のモチベーションにもなっている。
君主は「そうかな~?」とはおっしゃってくださるが、私の意見は採用しなかった。
結果的には、君主の予想通りの展開へとなっていった。
基本的には君主がトップである以上、最終的には私は毎回折れるしかない。
そもそも、私には人間が生み出す行動パターンを読み切る洞察力が、君主には及ばなかったのだ。
2年以上続いた同盟ではあったが、3連覇を機に、君主と丞相共に同盟から離れ、次の幹部達に任せる事になった。肩の荷が下りたと同時にお互い次のステップへ踏み出す時が来たのである。
最後に君主は「自分じゃ出来ない事をやっていただいて助かった」とおっしゃってくれた。
内政や人事のデータ収集と管理面で苦労してきた私に最大の誉め言葉であった。
同盟を率いるとは会社の経営と多くの部分で似ていると思う。
同じタイプばかりではなく、別の観点を持った人間がストップをかけられる体制がある組織は強いし、階層で違う考えを持ってる人を入れて置くことは悪くない。
君主の発言や行動に関しては多くの事を学ばせていただいた。
私自身もデータ収集やリスク管理に関して多くの発見を得た。
余談であるが、私は仕事で社長直轄の監査関連部署に異動になった。
今後もこのゲームで培った経験を活かして直言して。。。サラリーマンだと無理ですねw
(多少脚色ありますが、概ね事実です。)