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「こんな手もあったか!」

トドぬる (@yoshiki19820731)

大三国志はゲームであって、ゲームでは無い。従来の家庭用ゲームだと、3ヶ月もあれば大体は個々で目標がクリアーとなって、積み上げて来た物は報われる。しかし、大三国志は、そのシーズンが始まり、サーバー単位において勝利をして、最高報酬を貰えるのが、1同盟の200人ぐらいである。逆に大半の同盟は目標を達成出来ず、いつまでも達成されない方も少なくは無い。従来のゲーム感覚でいたら、ストレスを感じる方もいるし、逆にそれが面白く感じる方もいる。その達成されない悔しさが、毎シーズン挑戦を続けるモチベーションともなる。モチベーションがイン率に繋がり、部隊編成や戦術等の打ち手の質と、手数の差が勝敗を分けて行く。外交をして、友軍を増やして、手数を増やすのが最近の勝利の近道でもある。しかし、あまりにも手数の差が大きいと、モチベーションが著しく低下して、早急に戦争が決着して、面白くなかったシーズンにもなる。

近年の同盟の幹部の考えにおいては、「そのシーズンを最後まで戦い抜いて、僅差で勝てたら満点」を目指している方も少なくは無いと思う。

さて、シーズン11においては、自然的に南北の戦いとなった。南軍が早急に洛陽を取ったが、力の差は、55:45ぐらいで僅かな差で、北軍が優勢で、ジリジリ押されつつあった。

そうなると、2ヶ月以上、少しずつ押されて、モチベーションに関しては、下がる一方で、年末を迎えていた。もちろん、師走と言う通り、各自が忙しく、チャットも静かで、モチベーションがさらに下がり、イン率も低下して行った。幹部が毎日メールで戦争への参加をお願いし続けていた。しかし、押す方と、押される方のモチベーションの差は大きく、なかなか改善はされず、出生州へ侵略される危機に立たされて来た。出生州に入られると、司隷州どころで無くなり、敗戦が濃厚となるからである。

戦局は自然要塞を取って、そこを中心に盛り返して行くのが流れで有り、自然要塞の取り合いで競り勝てば、盛り返せれる物である。自然要塞を目指して部隊を集めて集中攻撃をしても、なかなか奪還出来ずにいた。
そんな時である。君主から1つのメールが飛んできた。

「ここの自然要塞取った方には、クリスマスケーキを送る!」

私は「こんな手もあったか!」と感心した。

何シーズンも一緒に遊んでいると、リアルで飲みに行ったりと、お互いの素性を知っている事がほとんどである。君主が日頃ケーキを作りながら、お店の管理用のパソコンで分隊の関係をしているのは有名であった。

みんなが面白おかしく、そこに部隊を集中して、自然要塞を取り返す事が出来、1週間ぐらい膠着していた戦線を上げる事が出来ました。なかなか、モチベーションを上げるのは難しく、流れは早々に変えれない事が大半であるが、流れを変えた大きな1手でした。

結局、洛陽こそ取られましたが、征服報酬までは取らせず、諦めて流浪軍になる方も少なく、最後まで全体チャットで、お互いに健闘を称えて終えたシーズンでした。