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こんな手があったか!流浪軍について

あかやあかしや(@akayaakashi)

大三国志を10シーズン以上やってても、一度も流浪軍を体験していなかった頃は、なにかと流浪軍に苦手意識を覚えていた。
もちろん遭遇したことは何度もある。特に征服シーズンでは流浪軍はつきものだ。早い段階で既に流浪軍として動き出す者もいる。ときたま全体チャットか本州のチャットでだれかの主城は流浪軍に攻められたとか、どこどこの同盟はどこどこの義勇軍に攻められたとかのシステム提示文を見ると、「もう?!早くない?てかアクティブやな!」って思うことも。
そう。流浪軍には、アクティブに動くイメージを抱かずにはいられないのだ。そもそも、ちゃんと考えれば、それもそのはずだ。人数的には圧倒的に不利で、州府を一つ二つ取ってても、大三国志史上流浪軍で洛陽を取ったことは一回しか聞いたことがないぐらい大きな成果を出すのが難しい。それになにより、シーズン報酬はしょぼい。かなり頑張ってても、報酬はしょぼい(確信)。それを知ってて流浪軍として活躍することを選ぶのは、猛者として言いようがなかろう。
アクティブに動く猛者ほど厄介なものはいない。しかも仕様上、機敏性に優れている。こちらが負けると、資源だけでなく、兵力を持っていかれるのもいたい。上手くて、戦いにのみ楽しみを見出す流浪軍は、なかなか厳しい相手となる。
そんな苦手意識を持っているせいか、自ら流浪軍になろうなぞ、まったく思わないのだ。
そんなふうに思っていたが、とある征服シーズンで、予想外のことが起きた。
逆恨みされたうちの同盟は、陰湿な手口にやられ、大きな損失を被った。せっかく一ヵ月以上みんなで頑張ってきたのに、情勢が激しく動き、大きな勢力がほぼ固まりつつある場面で、また一から自分たちの地位を築き上げるのは、どう考えても厳しいし、正直だるい。
みんながちょっとやる気を失いかけた時、盟主は、「みんなで一緒に流浪軍にならないか?」と言ってきた。
正規軍で楽しむのが難しくなった今、モチベーションというか、新しい楽しみ方をしてみないか、という発想からの提案らしい。
別に流浪軍になって復讐とか嫌がらせとかをするのではない。流浪軍として、正々堂々と戦って、州府とは言わず、郡城を一個取ってみたい。それもそれで楽しそうだし、流浪軍、義勇軍として、外交とか無しに、純粋に戦いと戦術を楽しもうではないか、と。
そうか!その手があったか!と、その時思った。
なんだかすんなり納得できる理由だった。たぶん、当時のその状況だったからこそ、流浪軍にちょっと興味を持つようになったのかもしれない。
今まで抱いた苦手意識はどっかに飛んでしまったかのように、すーと気持ちが軽くなり、盟主の提案に乗った。
そこからは、新しい世界の体験だった。
それはまた別の話で、長くなりそうだが、これだけは思うーー
正規軍といい、流浪軍といい、自分で決めた「生き方」で大三国志での世界もくるりと変わって映る。一つ固まった思いをもとに大三国志をやってもいいし、たまには考えを変えて、新しい取り込みを試すのもありだと思う。
「そうか!こんな手があったか!」と触発させられたら、まず試してみていいと思う。
もちろん、ぶれてはいけないところもある。それは、人として、ほかの方に対する基本的な尊重だと思う。