主公の皆様、こんにちは!
前回の『百業争鳴』シーズン予告において、新たなシーズンについて紹介させていただきました。今回は新シーズンの勢力発展方策、地図の調整および商人プレイモードについて詳しく説明させていただきます。
【五大方策、それぞれに長所】
かつて、諸葛亮は臨機応変に対応できる八陣図を作ることで、数万の精鋭兵を迎え撃つことができました。鄧艾は運河を切り開き、糧食を蓄えることで荒地を開拓し、軍民を共に豊かにしました。高順の率いる陥陣営という部隊は攻撃した敵を必ず打ち破っていました。さらに、郝昭は城の修築を進めさせ、陳倉を固く守ることで、千人余りの軍勢で数万軍勢に頑強に抵抗しました。華佗は優れた医術を持ち、数え切れないほどの人を救いました。彼らはいずれも有能の士であり、長所を活かして天下の一角を安定させました。新シーズンでは、主公の皆様は謀略・農桑・土木・軍務・医務といった5種類の勢力発展方策からいずれか一つを選択し、ゲームを進めることができます。各勢力発展方策には、それぞれならではの政策効果があり、一部の政策効果は以下の通りです。
方策 |
政策名 |
政策効果 |
謀略 |
博学 |
軍勢の全ての部隊がシステム守備軍との戦闘で獲得する経験値が増加する |
農桑 |
軍墾営II |
Lv.3~Lv.6の資源地で軍墾営IIを建設すると、土地はその土地Lv+1の資源生産量を獲得できる |
軍務 |
善戦 |
軍勢の全ての部隊の徴兵時間が短縮する |
土木 |
精工 |
資源地の資源種類を任意の他資源種類に変更することができるほか、城内施設の建設時の資源消費が減少する |
医務 |
蓬勃 |
主城予備兵の回復量が時間ごとに上昇し、予備兵上限も上昇する |
高順が千人ほどの精錬された鎧や武器を纏う兵士を率い、敵陣を必ず落とすことから、その部隊は「陥陣営」という異名を持っていました。鄧艾は「軍屯」という兵士に屯田を行わせることを提案して糧食を蓄えることで、東南情勢を安定させ、糧食を心配せずに呉を征伐することができました。あらゆる特性の兵種は様々な戦略方針により生み出され、後世にその名を残しました。勢力発展方策が異なれば、軍備も当然異なります。軍備は部隊をその対応する軍備の兵種に変更できます。勢力発展方策と軍備の対応関係の詳細は以下となります。
勢力発展方策 |
生産される軍備 |
兵種技能 |
謀略 |
伏龍軍·騎 |
智謀をめぐらして陣容を組むのに長けている。策略系攻撃ダメージを上昇させることができる。 |
農桑 |
耕戦営·弓 |
軍屯の兵士であり、農耕も戦闘も可能。特有の戦略や戦術価値を持っている。 |
軍務 |
陥陣営·歩 |
鎧や武器がいずれも精錬されており、敵を必ず落とす。物理系攻撃ダメージを上昇させることができる。 |
土木 |
重垣軍·歩 |
建築物の建設に長けており、防御の手段として攻勢に出る。部隊の防御力を強化できる。 |
医務 |
青囊兵·弓 |
軍医として人を救う。治療・回復効果を強化できる。 |
このシーズンでは、各軍備兵種はそれぞれならではの運用や作戦体験をもたらします。それぞれの兵種の強みをどうやって最大限に引き出すかは、すべて主公の皆様次第です。
また、各種類の発展方策は運営戦略や軍備の面にて異なる性質を持つほか、それぞれならではの戦場での協力能力も備えています。詳細については、今後のシーズン予告にご留意ください。
【合縦連横、土地を争って互いに牽制】
我得れば則ち利あり、彼得るも亦利あるものを、争地と為す。
——『孫子兵法·九地編』
古くから虎牢関や函谷関などといった「兵家必争の地」がありました。その地に出兵して勝利を掌中に収めることで、他の場所をも制することができます。新シーズンでは、「争奪区」という挙兵州と資源州を繋ぐ場所が導入されます。争奪区と隣接する州や郡の間には関所が設けられ、雍・兗・豫の三州に出入りする際には、まず「争奪区」を通過する必要があります。また、争奪区内の資源地は今までと比べてより肥沃となり、争奪区と資源州内の城のみがシーズン決算関連の占領値を提供します。
さらに、挙兵地で自分の勢力を発展させる際は他の挙兵州からの進攻や妨害を受けなくなるため、主公の皆様も後顧の憂いなく争奪区で征戦できることでしょう。今シーズンでは、他軍勢を陥落させてもその挙兵州内の領地を足場として出兵できません。さらに、主城がその挙兵州に位置しない場合、その州内の領地や建築物を攻撃する際、部隊の攻城値が大幅に減少します。
画像2:争奪区
争奪区は資源要地と繋がっているため、占領すると豊富な資源を入手できますが、戦略的要地でもあるため矢面に立つことは避けられません。争奪区から遠ざかれば力を蓄えることができますが、資源不足で全てを失ってしまう恐れもあります。争奪区を巡って争いを繰り広げることで各州を牽制するのか、それともまず一角を占領してから天下取りを図るか……じっくり考えてから戦略を立てましょう。
【商行天下、四海に通す】
商の言たるや商なり。その遠近を商り、その有亡を度り、四方の物を通す。故にこれを商と謂うなり。
——『白虎通義·商賈編』
『史記·管晏列伝』には、「通商して財貨を蓄え、富国強兵に努める」という記載があります。商品の流通・交換は富の蓄積と富国強兵に影響していることがわかります。このシーズンでは、放浪商人は毎日各地の特産を携えて主公のもとを訪れます。シーズン内で獲得した五銖銭で、商人から武将特性、武略、各勢力発展方策特有の軍備などの商品を購入できます。
また、商人の所には各地の物を集めた「魚龍宝匣」が売られています。その中には1種類の商品が入っていますが、何個入っているかはランダムに決められます。まさに「龍は大きくなることができ、小さくなることもできる。昇ることができるし、隠れることもできる。大きくなれば雲を起こし霧を吐き、小さくなれば塵芥に隠れ形を隠す」ということです。その中に入っている者は魚なのか、それとも龍なのか——海老で鯛を釣りましょう!
画像3:放浪商人
広々とした十三州では、あらゆる奇人が出没します。毎日放浪商人に話しかけることで、謎の老翁に関する手がかりを手に入れることができます。その居場所を突き止めると思いがけぬことに遭遇する場合があります。奇人の居場所を突き止めて好機を得るか、一歩一歩着実に歩みを進めるかは全て主公の皆様次第!
五大方策にはそれぞれならではの長所があり、どの策を講じても天下の覇権を手に入れる機会が訪れます。様々な発展方策の選択は、果たして主公の皆様の勢力発展にどのような戦略的変化をもたらすのでしょうか?それぞれの方策によって生み出される軍備は、部隊編成や戦況にどのように影響を与えるのでしょうか。争奪区の導入は、これまでの戦略をどのように変えるのでしょうか。
『百業争鳴』シーズンの詳細については、今後のシーズン予告にご留意ください。
溥天の下、王土に非ざるは莫く。率土の濱、王臣に非ざるは莫し。
百家に縦横し、時代を満喫しよう!
(上記の内容については、ゲーム内に実装された更新内容を基準としてください。)
『率土之濱』運営チーム