読み上げ CV:西原翔吾
再生
私の同盟遍歴は、あまり多くない。
S1で訳も分からず加入した同盟から戦争に負けて黒の騎士団に合流した。
それから先、S2からはライトニング、それを母体とした同盟に所属し続けている。
諸般色々あり、別の同盟に行ったり群雄董卓ではぐれたりしたが、結局そこに帰ってきている。
勝つ時もあれば、ズタボロに負けた時も少なくはない。それでもそこに所属し続けている。
その理由は偏に、盟主という存在があるからだと認識している。
同盟とは組織であり、そのカラーを示す最たる存在は盟主である。組織の顔である。
我が同盟の盟主については多くは語るまい。ご存知の方もいるだろうが、好き嫌いが分かれるタイプの盟主だろう。
軍隊的統率を求める人には恐らく合わない。
だが、それが良いんだと言う人(あるいは仕方ないと生ぬるく見守る人)もいるのも事実である。間違いなく私もそのひとりだ。
そして、盟主を中心に集まる人達が私は好きなのだ。だから、色々あって離れてもつい帰って来てしまう。
万人に愛される盟主は存在しないと思う。そんな聖人君子はそうそういない。
そして、自身が盟主になるのも苦行だ。私自身小同盟の盟主をした事があるが、外交は未だに苦手である。交渉ごとが不得意なのできっと営業が出来ない。
それを長年こなしてきた盟主を私は素直に尊敬するし、他の同盟の盟主様方についても同じく尊敬する。
だからこそ、面倒な雑務については自分の能力の及ぶ限りは承ることにしている。
時々同盟員の人に「面倒な仕事をいつもありがとう」と言われるとなんだかこそばゆい。
同盟の皆さんの為になっていれば幸いである。
皆さんにとって自分の同盟はどういうものだろうか。
勝つための手段の一つでもあるだろう。洛陽まで辿り着くためのもの。
私にとっては、多くの繋がりを作ってきた居場所の一つだと思う。
勝ち負けよりも所属する人達が好きという、戦争ゲームをやるにしては本末転倒な気持ちもあるが。
好きになれる同盟に早々と出会えたということは、とても僥倖なのだ。
この同盟物語を読んでくださった方がいたら、是非自分の同盟に思いを馳せてみては如何だろう。
あなたにとっての同盟は、どんな場所ですか?