読み上げ CV:西原翔吾
再生
「戻ってきたらご一緒させてください!それを目標に頑張ります!」
それが彼からの最後の手紙だった。
強くはなかったがとても責任感があり、アクティブですごく面白く、会ったことも顔を見たこともないけれど人柄が滲み出るような素晴らしい人でした。
当時わたしは同盟の指揮官を担当していた。とてもアクティブで元気なその彼が突然、在野になった。
どうしたんですか?と声をかけるわたし。
話を聞くと、検査で異常が見つかり、結構大掛かりな難しい心臓の手術をするとのこと。なのでインもできなくなるから迷惑をかけないように在野になりました…とのこと。
「頑張ろうとおもったんですけどね。」
と続けてメールをくれる。
わたしはことの重大さに気づいた。
「ゲームはいつでもできるし、いつでも待っているからとにかく手術に専念して!」
とすぐに送った。
「会ったこともないのに凄く大切にしてくれて嬉しいです」
「また戻ってきたらご一緒させてください!それを目標に頑張ります!」
その後、会話は終わり彼は動かなくなった。
季も変わり、記憶はどんどん薄くなっていき、サーバーもバラバラになってしまったけも、彼は元気だろうか?どこかで大三国志をやっているのだろうか?
きっとまたアクティブで元気な姿で周りを盛り上げに帰ってきてくれると信じてる。
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