読み上げ CV:西原翔吾
再生
このゲームは「理不尽」だ
一人で始めても、
陥落させられる・・
一人で進めているときはなかなか物事が進まない・・
同盟を作って、ようやく強くなってきたと思っても結局ほかの強い同盟に吸収される・・・
大きな同盟に加入をしても、
土地や山砦の奪い合い、同盟内でのいざこざがある。
城の殲滅でも、ほかのプレーヤーが強すぎて自分の存在は本当に必要なのかが分からなくなる。
楽しむためにやっているはずのゲームが苦しみになる。
RPGはそんなものであり、ほかのプレーヤーがいればそんなことは日常茶飯事である。
ただ、その中にも楽しみがある。
星五の武将知将が出たとき、相手をサクサク倒すことができたとき、自分の考えた作戦がうまくいったときなどなど・・・
そして、
悲しいことや、苦しいことがあったときにほかのプレーヤーが支えてくれた時である。
顔も知らず名前も知らない相手を気遣ってくれるその心に触れた時である。
「ゲームをしているのに何でこんなにもやもやしなければいけないのか」
このゲームを通じて私が感じたことである。
ただ、心優しい人たちに触れた時、
「顔も名前も知らない人たちはどうして自分のためにここまでしてくれるのだろう」
と考えた。
何故か、
「責任感」
「優越感」
「情け」
理由はいろいろ考えることができると思うが、私は
「人は本来よいもの」
という結論になると思う。
ゲームは人の本性が出るものであり、本能に忠実に動きたくなるものである。
普段できないような行動をとりたくなるものである。
ただ、人は本来よいものであり、困っている人がいたら助けたくなるし、迷っている人がいたら道を示したいと思うものである。
その動機は様々にあるが、それでも人は良いものであると思う。
ゲームを通じてこのようなことに気づかせられるとは思わなかった。
ただ、「何も上手くいかない貴方へ」伝えたい。
「上手くいかないことだらけであっても、それでもいいこともあるものである」と
どうしてもだめならば、ほかのゲームを楽しめばいい、ただそれだけであると・・・