読み上げ CV:西原翔吾
再生
「女盟主デビュー?」
そんな一文に惹かれたのは、気まぐれでとある区で新規軍勢を作って、気ままに農民やってる時だった。
そもそもサブ垢なので、ちゃんとやるつもりなっかたから、同盟に入らず在野で気ままに農民やるつもりだった。
が、この一文をふと見にした時、なんだか興味を持った。大三国志を二年以上やってきて、勇ましくかっこいい女性のプレイヤーがいることはもちろん知っている。Twitter界隈でも有名な女性猛者プレイヤーも数名いらっしゃる。ただ、大三国志ではどうしても男性プレイヤーのほうが圧倒的に多いし、女性猛者はいるが、強い同盟で役職を担ったりするケースが多い気がする。
数々のシーズンや同盟を経験してきて、女性が盟主を務めている、しかもはっきりと明言しているところを見たのは初めてかもしれない。
好奇心半分、また、そんな勇気ある女性盟主の方を応援しようという気持ち半分で、加入申請を送った。
同盟に入った最初は順調に皆と一緒にお城を取ろうとマラソンやったり、皆で頑張って領土を広めたり、成長していくいい雰囲気だったが、同盟が成長していくにつれ、その区で好き放題にやっている同盟に狙われるようになった。
それからの日々は割と大変だった(苦笑)。
やり方は感心できないが、好き放題できるだけ、猛者揃いの強い同盟だったから、正直数十人で和気藹々で成長途中のうちの同盟にとっねは、とても勝てる相手ではなかった。何度も陥落させられた。
それでも盟主は挫けなかった。理不尽な強い力相手に、しっかりと自分の主張と意志を貫き、諦めずに立ち向かう姿勢はとても素晴らしかった。また、副盟主をはじめ、同盟のメンバーたちもそんな素敵な姿勢に共鳴し、力を合わせて、理不尽に頭を下げない姿勢を貫いた。
そんな中、盟主と副盟主の阿吽の呼吸のようなやり取りや指揮に何度も勇気をもらったり、メンバーのみんなの励まし合いや会話を楽しませてもらった。盟主にとっては、なかなか大変なシーズンだったと思うが、しっかりと役目を貫いたんだと敬服した。
最後まで抗いぬき、このシーズンも終わったが、まさか次のシーズンで一番のサプライズがやってくるとは。
そのサプライズはなんとーー
盟主と副盟主が入籍された、とのお知らせだった。
これにはさすがに感嘆した。
大三国志で戦友が素敵な縁を結び、家族になったとは。
これにはさすがに感嘆した。
お二人はきっと、生活でも大三国志でも同様に支え合い、ともに戦っていることでしょう。
本当に、素敵なことだ。