主公の皆様、こんにちは！
歳月人を待たず、『率土之濱』は主公の皆様とともに七年の星霜を過ごしてきました。これまでのシーズンでは、皆様は戦友たちと十三州の地で勃発した壮大な戦役で手を取り合って戦い、自分なりの三国志を紡いできたことでしょう。
新シーズンは東漢末期の三大戦役の一つである「官渡の戦い」を背景に、土地運営に影響する「資源庫」や同盟の攻防戦に影響を与える「輜重倉」が登場します。主公の皆様に新たな陣営対抗プレイモードを提供できればと思います。
【狼煙が立ち昇る乱世に、諸侯が次々と立ち上がる】
「曹操の首を得た其の者を五千戸侯に封じて、五千万銭を賞する。部曲や偏裨、将校などの諸吏に投降する者がいれば、責任は問わない。
——『為袁紹檄豫州』陳琳
曹操は漢献帝を迎えて、許に遷都し、朝廷を名目にし、天子を盾に諸侯を命ずる。四世三公と称される袁紹は、河北の富饒の地を有し、民に慕われ、南下して天下を争おうとする。一方、長きにわたる漢王朝の治世は今まさに崩れんとしている。覇権を握らんと野心を持っているのは曹操と袁紹だけであろうか。
小覇王・孫策は江東に虎踞し、虎視眈々と今にも動き出そうとする。劉表は十万の兵を率いて、江漢を手中にしながら機会を伺う。劉璋は天険の地・益州に割拠し、民に恵まれ国も富み、動乱があっても使える東州兵を有する。馬騰を筆頭とする関中諸将もまた情勢を見極めようとする。雍・涼の地に暗流が蠢く……
このシーズンでは、主公様は加入する陣営を選択できます。この乱世に官渡の戦いを再現するか、それとも歴史の流れを書き換えるかは、すべて主公様次第です。また、各陣営にはその特性に応じた独自の陣営政策があります。
【官渡にて風雲を起こし、英雄相争う】
建安5年、曹操軍と袁紹軍は官渡で対峙し、この地で決戦を繰り広げました。このシーズンでは、官渡は戦略要地として曹操と袁紹の陣営の最終決算に影響を与えます。官渡地域には、激しい戦闘に適した地形や建築物が実装されると同時に、官渡の所在地域の視野はサーバー全体に開放されます。戦況の変化は、諸勢力にも必然的に影響を与えることになるでしょう。新たな戦場で、このシーズンの鍵となる官渡を取るには、一致団結できる大勢の味方が必要なほか、様々な策を駆使することも重要です。
【強い兵隊と十分な食糧を以て天下を争う】
国を安定させる術は、十分な食糧で軍隊を強化することにある。秦人が急農を以て天下を平定し、武帝が屯田を以て西域を定めた。此れは先世の良式なり。
——『置屯田令』曹操
建安元年、大飢饉が起こるが、諸勢力は依然として必要以上に戦争を起こしたため、どの勢力も食糧不足に陥っていた。曹操は棗祗・韓浩らの意見を採用し、屯田を実施することで、ようやく燃眉之急を解決できた。合理的な資源計画が勢力発展における重要な要素であることの例であった。
このシーズンでは、領地に新しい建築物「資源庫」を建設すれば、周囲の連結された領地を合併して一つにすることができます。また、建設された資源庫の建築物種別に応じて、特定の資源生産量を高めることができるほか、武将の兵種変更に使用できる軍備を獲得することもできます。それぞれの土地柄に応じて資源計画を立てることも、需要に応じて部隊のバリエーションを増やすことも、このシーズンの勝利の鍵となるでしょう。
袁紹の大軍を相手に、なぜ曹操軍が勝利を収めたのでしょうか？それは烏巣が焼かれることで、糧倉も破壊され、袁紹軍は混乱に陥って崩壊したからと言われています。このことから、古代の戦争では、輜重要地は大きな役割を果たすものであることがわかります。このシーズンの地図には新しい建築物「同盟輜重倉」が配置されます。その場所を占領すると、自軍陣営の成員はこのエリアでの徴兵効率が上がります。逆に、同盟輜重倉を失うと、兵力の補給速度が大幅に下がります。同盟が攻城や土地攻略の際、まず輜重倉を占領してより強力な補給能力を獲得するか、それとも密かに敵の輜重倉を破壊して痛手を負わせるか……戦場においてより多くの戦略的選択肢がもたらされるでしょう。
同盟の輜重倉
『率土之濱』は、より豊かな古代における運営と戦争のゲームプレイ体験を主公の皆様に提供することに尽力してきました。新シーズンでは、戦略環境の変化や新たな建築物、兵種機能の実装に伴い、序盤の戦略立案や中期の攻守の戦闘配置などがシーズンの結果を大きく左右します。官渡にて風雲を起こし、英雄たちが相争う……天下を手中に収めるのは果たして──！？
『官渡争鋒』シーズンの詳細については、今後のシーズン予告にご留意ください。
溥天の下、王土に非ざるは莫く。率土の濱、王臣に非ざるは莫し。
百家に縦横し、時代を満喫しよう！
（上記の内容については、ゲーム内に実装された更新内容を基準としてください。）
『率土之濱』運営チーム