主公の皆様、こんにちは!
倏忽として温風が至り、因循として小暑が来る。三伏の季節が訪れました。湿気と暑さが交じり合うこの時期では、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。前回では、新シーズン『夷陵決戦』について簡単に紹介いたしましたが、今回はこのシーズンの新しい地形関連プレイモードについてより詳しく紹介したいと思います。
【国の関限 湘西重地】
漢王は亦た帝王の号を馮り、巴と漢の民を率い、危機に乗じて変を駆け、千里に塁を結び、関羽の敗を報いんと志し、湘西の地を収めんと図る。而して我が陸公も亦たこれを西陵に挫き、師を覆し敗績し、困にして後に済し、命を永安に絶つ。
——陸機『弁亡論』
このシーズンでは新たな資源州が追加されます。歴史的事実に準拠するため、この州の名前を【荊北】から【湘西】に調整いたします。湘西は元の荊州南郡および南陽二郡を含み、夷陵を州府とします。また、湘西には新たな関所【広成】が追加され、司隷に直通できます。
湘西の関所調整詳細は以下のとおりです。
州 |
関所名 |
関所Lv |
挙兵州 |
挙兵郡 |
到着郡 |
変更 |
雍州 |
葭萌 |
Lv.5 |
益州 |
巴 |
北地 |
取消 |
街亭 |
Lv.5 |
益州 |
漢中 |
扶風 |
取消 |
|
豫州 |
博望 |
Lv.5 |
荊州 |
江夏 |
潁川 |
取消 |
郿 |
Lv.5 |
荊州 |
江夏 |
汝南 |
取消 |
|
湘西 |
油江 |
Lv.5 |
益州 |
巴 |
南陽 |
関所がLv.5に調整 |
白帝 |
Lv.5 |
益州 |
巴 |
南 |
関所がLv.5に調整 |
|
樊城 |
Lv.5 |
荊州 |
襄陽 |
南陽 |
新規追加 |
|
夷道 |
Lv.5 |
荊州 |
襄陽 |
南 |
新規追加 |
|
広成 |
Lv.9 |
湘西 |
南陽 |
河南尹 |
新規追加 |
|
益州 |
重安 |
Lv.7 |
荊州 |
南 |
巴 |
取消 |
湘西南郡および南陽郡の城Lvについては以下の調整が行われます。
城 |
元のLv |
調整後 |
南陽郡(郡城:南陽) |
||
南陽 |
Lv.6 |
Lv.7 |
宛 |
Lv.5 |
Lv.6 |
築陽 |
Lv.5 |
Lv.6 |
新野 |
Lv.4 |
Lv.5 |
穣 |
Lv.3 |
Lv.4 |
南郡(郡城:夷陵) |
||
江陵 |
Lv.7 |
Lv.8 |
夷陵 |
Lv.5 |
Lv.9 |
秭帰 |
Lv.4 |
Lv.5 |
巫 |
Lv.3 |
Lv.4 |
【高地を活かし 道を探して攻撃を】
険しい地形を活かし、戦略性を高めるため、このシーズンでは新たな地形【高地】が追加されます。高地と平地の間には断崖が形成され、断崖の両側の領地は互いに連結できず、断崖を越えて防守することもできません。高地と平地の間は坂を通じてのみ行き来が 可能です。
高地の領地は平地の領地にはない新たな効果があります。まず、高地に建設された建築物は追加の補給範囲と視野範囲を獲得できますが、補給範囲は断崖を越えることはできません。次に、高地には戦闘上の優位があります。高地から出発する部隊は平地から出発する部隊と交戦する場合、追加の士気効果を獲得できます。ただし、高地には要塞や大型要塞、斥候営を建設することはできませんので、くれぐれもご注意ください。
高地に対抗する手段として、このシーズンでは新たな建築物【雲梯】が追加されます。雲梯は断崖の一方の平地にのみ建設でき、建設後は断崖の向こう側の高地へ出兵できます。さらに、個人の強襲計略も追加され、国策強襲を実施していない場合は個人強襲を使用できます。高地にいる部隊は強襲計略を発動し、高地周囲の平地を攻撃できますが、これにより領地を占領することはありません。
【木柵に駐屯 火焼連営】
かつて、劉備は兵を東に進め、夷陵に至るまで一気に攻め込み、その軍勢は百里にわたるほど壮観でした。このシーズンでは、新たな建築物【木柵営】が追加されます。木柵営は要塞と同じく部隊を収容し、参軍を任命できるほか、建設コストも低く、高地にも建設可能です。
建設 |
要塞 |
木柵営 |
木材 |
8000 |
4000 |
石材 |
10000 |
5000 |
鉄材 |
8000 |
4000 |
糧食 |
8000 |
4000 |
政令 |
5 |
5 |
建設値 |
15 |
15 |
建設時間 |
4.5時間 |
2.5時間 |
耐久 |
250 |
150 |
収容部隊 |
1 |
2 |
また、木柵営では主城の予備兵を直接使用して徴兵できるため、木柵営には迅速な兵力補充能力があります。ただし、木柵営は昇級不可であり、味方と共有することもできませんのでご注意ください。
木柵営の連結範囲内に他の味方の木柵営がある場合、連営効果を獲得できます。同一の連営効果下にあるすべての木柵営は補給範囲が相互に連結され、共有されます。また、連営効果により連営内部隊の徴兵時間が短縮します。連営の木柵営が1つ増えるごとに徴兵時間が2%短縮し、最大40%短縮できます。
このシーズンでは、木柵営 は主公が野外での作戦における利器となりますが、木柵営には致命的な弱点があります。それは、このシーズンに追加された計略【火攻】です。1政令を消費して部隊を派遣すると火攻を使用できます。初戦で勝利した場合、最大5つの土地上の敵部隊に火攻ダメージを与えることができます。さらに、火攻ダメージを与えた対象が木柵営、かつ火攻計略行動中に木柵営に耐久ダメージを与えた場合、木柵営の領地には火が付き、その耐久が持続的に低下し、木柵営の領地にいる部隊も火による持続的な兵力ダメージを受けます。木柵営には引火特性があり、領地が5分以上燃えている場合、その隣接する木柵営の領地も火が付きます。
高地と平地から崖や関所を越えて攻めるのも、軍陣を配置して火攻で連営を焼くのも可能であるこのシーズン、戦場の情勢は刻々と変化することが予想されるため、攻守の策は慎重に定めたほうがよいでしょう。『決戦夷陵』シーズンの詳細については、後続のシーズン予告にご留意ください。
溥天の下、王土に非ざるは莫く。率土の濱、王臣に非ざるは莫し。
百家に縦横し、時代を満喫しよう!
(上記の内容については、ゲーム内に実装された更新内容を基準としてください。)
『率土之濱』運営チーム