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戦争 〜同盟の色〜

トドぬる@19鯖 (@yoshiki19820731)

大三国志は対人ゲームであるため、敵が頑張れば、それを上回るようにこちらも頑張らなくてはならない。逆にこちらが頑張れば、敵もその分対抗してくる。

 

特に決勝中原においては、シーズン序盤から戦争が始まるため、資源も部隊レベルも戦法レベルも整わない状態で戦争に突入しなくてはならなかった。

朝目が覚めると、寝る前までは存在していた要塞群が無くなっており、辺りが真っ赤になっているのも珍しくない。

そうなった時は「また頑張ろう」と同盟員でお互いを鼓舞しあい、力を合わせて対抗していった。

 

しかしながら、争奪州が敵のマスで真っ赤になる頃には、チャットアプリ「Lobi」にて「出生州の関所抜かれたら、降伏する?」、「州府落とされるまで頑張る?」等と終戦の議論になるのが一般的だろう。

もちろん劣勢だとストレスに感じる人もいるし、それが蓄積して行くと、同盟自体の機能がうしなわれかねないため、当然の流れである。

 

そんな状況でも我が同盟は昔から、「降伏」と言う言葉を知らない。土地を全て剥がされて、勢力値が無くなって、陥落されても、何度でも立ち向かう良い意味で諦めの悪い人が集まっている。

今回も他の同盟さんが相次いで降伏して行き、最終的にはうちの同盟のみが残った。他の同盟に向いていたターゲットが全て集中したことでより一層劣勢になっていく。

同じ陣営の同盟さんには負の感情は無い。時には降伏することだって同盟を維持するためには必要だということも理解している。つまりは「他所は余所、家は家」である。

 

北軍と南軍の勝敗に関しては、完全に決着が着いていたのもあり、ついに敵の盟主さんより「降伏して模擬戦に切り替えませんか?」と提案が来た。

一応敵の盟主さんからの打診をLobiで同盟員に伝えた。普段同盟のLobiでは、ゲームに関係無い事を上げて楽しんでいるぐらいで、方針に関しても、任せて貰っている部分が多いため、反応もそこまで多くはない。しかし今回だけは「模擬戦は演武で大丈夫」、「陥落を7回ぐらいしたら、考えようか?」、「分城を他の州で建てて、資源確保しようか」等20人ぐらいの降伏反対論が出てきた。

こんな状況でも全く折れない仲間達に、改めて「気の合う仲間が集まっている同盟なんだなぁ」と感心した瞬間であった。負け戦でも十分楽しめれるのは、才能だとも思う。 提案してきた敵の同盟の盟主さんには、「降伏しない」事を伝えて、戦い続け、そして、そのまま決算を迎えた。

ちなみに、最後まで戦った敵の同盟さんとは、来季は友好同盟として、共戦する予定である。これが私が所属している同盟の色。